当社従来品のハロゲンバルブ・フィラメントの素材であるタングステン鋼の見直しから、フィラメントコイルの巻径、巻ピッチ、封入ガスの配合率の変更等、様々な開発の試行錯誤から基本性能の向上に成功しました。
※同一色温度比(2021年4月現在)
本製品はフィラメントの設計を一から見直しバルブ自体の基本性能を向上。明るさアップをさせた画期的な高効率ハロゲンバルブを開発しました。
H4 タイプ(Hi/Loダブルフィラメント)はシェード付きで散乱光を抑えた適正配光。
H4タイプのロービーム(定格55W)とハイビーム(定格60W)の通常ワッテージ値を逆転、さらに日常使用頻度の高いロービーム側フィラメントをハイワッテージ化(80W)したIPF独自のハロゲンバルブシリーズ。
耐熱ハーネスへの交換が不要で、純正灯体をそのまま使用し、明るくハイワッテージ化できることを特徴としたスーパーロービームは、峠の夜間走行で威力を発揮。1992年の発売から大ヒット製品となりIPFの純正交換バルブの代名詞となった。
その後2000年に入り第2世代として「スーパーロービームXシリーズ」が登場。より明るいロービームを目指し高効率フィラメントを採用。シングルタイプのバルブへもフィラメント技術が応用され、H4タイプ以外の製品もその後シリーズに加わった。さらにバルブの光束維持率を高めるために、バーナーをチューニングした「極太」「超極太」「極栗(ゴクマロ)」といった特殊強化バルブや、コネクターの発熱を抑えるために保護ハーネスを付属したモデルを投入する等、進化を重ねた。
その基本コンセプトは現在も受け継がれ、現在は第8世代(X8)まで進化している。